「偏奇館漫忘録」

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先の参院選で示された民意

先の参院選で示された民意によってK総理ははやくもレームダック状態となってしまった。
米国のウォールストリートジャーナルなどが(国民の痛烈な批判を浴びた)と報じるなど すでに世界にその迷走ぶりが伝えられている。まえにもこの欄でふれたがその時はV字快復の後だったので長期政権をあらわす小泉化がささやかれてもいたが小泉化どころか橋龍化が止まらない情勢になってきたようだ。うまく立ち回れれば有能な総理を一年を待たずして使い捨てていく、「あなたは脇が甘いのよ」とはそのK総理の妻の弁だがさすが奥さんだけあっていいえて妙で,自分の亭主の弱点をよく見抜いている。まさかこのような事態まで見越して言ったわけでもあるまいが、よーするに本人の自覚が足りないのだ。だから周りがいくら言ってもしかたがないだろう。家庭における亭主として脇が甘くともそのぶん奥さんがしっかりしてればいいのかもしれないが一国の総理がこれでは心もとない。消費税論議では市民運動家出身のK総理がまさかの官僚のマインドコントロールをうけてミイラとりがミイラになった結果国民目線を失い、自身ではよもやブレるはずもないとおもうようなところでやはり結果的にブレたのだといえよう。ではなぜブレたのか?それは官僚に洗脳されたK総理が自分が長期政権を勝ち得る為にはなにをしなければならないのかとあれこれ考えたときここぞとばかり得意でもない分野の消費税に飛びついたもののうまく説明ができない。党内で論議して出した訳ではないので当然誰からもフォローかない、そのうちにトーンダウンしていくといったかっての橋龍モードにそっくりな状況におちいっていったことがブレたそもそもの原因であり絶対的な敗因なのだ。しかし、ちょっとまてよ、橋龍の場合は必ずしも党内論議がなかった訳でも識見が足りなかった訳でもない、状況がわるすぎたのだ。それにひきかえ今回の件では完全なK総理のオウンゴールなのではないのか?しかもこの党はいつもこのような肝心な時にバラバラな党であることをことさら印象づけてしまう。