「偏奇館漫忘録」

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知事共は国政をミスリードするな


M県のH知事やO府のH知事の発言や行動がきっかけになって、最近知事の
国政に対する干渉が注目を集めている。全国知事会などが各党のマニフェスト
採点するといった行動に出ている。しかし、ここまではいいのだが、
国民の真を問う前に地方の組織が強権的に力を行使するような意味合いを持つ発言はいいかげんに控えるべきだ。
今回の総選挙で国政に問われている問題は何も地方分権に限ったことではない。
地方分権をてこにあまりに強硬な注文をつけると国政を地方がミスリードする恐れがあるからだ。
地方には地方で真を問う場があるのにそういうところではなにも言わずして
こういうときに勢いに乗じて強硬な発言をして国政をゆがめるのはどうかと思う。
なぜなら、今回の総選挙で問われているのは組織対個人の力関係の総括であり、
そのためには政権交代できる体制が必要であり、党を選ぶ前にその選択が必要だからだ。
それに、マニフェストはあくまでもマニフェストであり、J党のように書くだけ書いて何も実行しない例もある。
肝心なのはそれをどの程度実行するかであるのに、それは党によってさまざまであるから。マニフェストだけを必要以上に重視するのも問題だ。