「偏奇館漫忘録」

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負け犬の遠吠え

民主党はここで再び確実に政権奪取の助走態勢に入ったといえる。それは自民党の幹事長代理や公明党幹事長か゛ここへ来て相次いで報道番組に出演し、彼ら以外には他の政党も国民もマスコミも誰も話題にしてないし訊かれもしない事をとって付けたようにいかにも口を合わせたかのように小沢前代表の秘書逮捕の件に言及していることでもわかる。与党のそれもトップがこのような大事な時期によりにもよってこんな完全に終わった 話を蒸し返すのはよほどの理由があると見ていい。ま、終わったとはいえ世論のあまりの反響に検察がモラトリアムを決め込んでいるだけなのでいつ動きが再燃するかは誰にもわからないが少なくとも政局的にはすでに終わった話である。なぜならもしかりに自民党が政権を護ったとすればこの件は再び勢いを得た現検察の手によって徹底的に粛清が行われるだろうし、またもし逆に民主党が政権を獲った場合には検察は政権与党となった民主党または次期連立政権の手によって完膚なきまでに叩かれて別の組織に生まれ変わるのは必至であろう。しかし、いずれにしてもそれが行われるのは総選挙の後なのだ。にもかかわらず前出のご両人が話を蒸し返すのは与党が仕組んで検察が動いたかあるいは検察が動いてそれに与党が乗っかったか見方はわかれるとして、いずれにしてもこの毛色の違ったお二方のこの時期のこのような足並をそろえた発言の裏には党を挙げての縛りの中でこれをカードとして動いたことが公開の討論の中ではしなくもわかっちまったってことじゃないのかい?しかも見方を変えれば事ここにいたってはこんなはしたない事をしてでもカート゛にして相手のオウンゴールをさそって勝ちにむすびつけなければならないほど与党は追い込まれているんだとも言える。そう、負け犬の遠吠えってやつだ。