「偏奇館漫忘録」

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都議会の女性蔑視発言

都議会の女性蔑視発言の犯人の釈明っていうのは、一体全体どう解釈してよいのやら。

て、いうか、どう考えても文脈的にも、日本語的にも、我々凡人のない頭を絞ってみても、どうしても納得のいく答えが出てこないのだ。と、いうのは「早く、結婚をしたほうがいいんじゃないのか?」といったわけだが、それを言った背景が、女性の晩婚化、少子化が進む流れの中で、「一日も早く結婚をしてほしい」という思いを込めて発したのだというのだから恐れ入る。それでは本当に百歩譲ってそんなことを思ったとして、そのようなある意味奇特な人がその意味を伝えるためにこのような場でこのタイミングを選らんで、このような発言をするものなのかどうか、考えるとますます????なのだ。しかも、その議員はその会見の前にもインタビューされており。その時は、「自分の発言ではない」と否定している。そして、なぜ「前回否定したのか」との問いに対しては、自分の発言の他に「子供もいないのに」とか「産めないのか」などの他の発言といっしょくたにされた事で「名乗り出る機会を逸した。」と言っているのだ。つまり、時系列的に考えると。どう考えてもこれは、自民党や自民都議などの犯人探しがすすむ段階で議員自身が自己の立場を考えて条件闘争のためにモラトリアムを決め込んだふしが見て取れるのだ。つまり、おシラスの概要が明らかになるまで立場を表明しないほうが得策だと踏んで、取材にも嘘で対応したのだろう。そして結果的に自分だけが切り捨てられて幕引きが図られるシナリオが判明したとき、党側が先か議員のほうが先かあるいはそこは阿吽の呼吸か、いずれにしても会派離脱だけで。議員辞職は免れる。芋ずる式に波及するのを避けるためにある意味、防波堤とするべくお手盛りの結果、弁明のすり合わせが図られた。かくて、上記のような不可解な弁明と相成ったとみるのが一番妥当だろう。

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