「偏奇館漫忘録」

RICK'S CAFE AMERICAN CULTURE AND INFOMATION BROADCAST AUTHORITY/POLARSTATION CLUB

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最後の日

とうとう2002年も最後の1日になってしまった。いつものことながらいろいろしないといけないと思いながらテレビで映画をどんどんやりだすとつい次から次へと観てしまい結局何にも手につかないで正月になってしまう、夕べは「新ドラゴン怒りの鉄拳」というのをやっていたのでつい最後まで観てしまった。ブルースリーの「ドラゴン怒りの鉄拳」の続編っぽく作っているがまったくの別物のB級映画だ。リーと共演したノラミャオを引っ張ってきたり整形前の桑田圭祐をふんずけたみたいな顔のジャッキ−チェンを起用したりで涙ぐましい努力が楽しめる大愚作ではある、しかし思えばあのブルースリーの出演作だって演出に限って言えばハリウッドの資本が入る以前の「大山大兄」(邦題ドラゴン危機一髪)や「精武門」(怒りの鉄拳)「猛龍過江」(ドラゴンへの道)あたりまではこれと大差ない演出だったのかもしれない・・・。それを稀代の天才スター ブルース・リーの類まれなる才能が作品をB級から超怒級絢爛豪華に魅せていたのかも知れないなぁなどとも思ってみてしまいました。