「偏奇館漫忘録」

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お宝本

私の所持するお宝本の一部を公開します。

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藤子不二雄著の「ユリシーズ」と手塚治虫著の「漫画のかきかた」

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これらのお宝本はすでに「まんだらけ」などで「漫画のかきかた」は超美麗本が存在し、(はっきりと覚えてはいないがたしか数万円だったかな?位の値がついて紹介されている。)この当時の手塚はまだ、雑誌に進出する前で、学童社の「漫画少年」よりも前、「ハローマンガ」などというおそらく貸本専門の単行本などに描いていた当時のものよりもさらに前の時代と思われる。面白いことに、仮に現在手塚が生きていてこの手のものを手掛けるとすれば表紙に乗せている国内や海外のマンガの主人公たちの著作権取得だけでも膨大な資金を要し、発行を断念せざるを得ないものと思われる。いかに、当時としては誰もまねなどできないたぐいまれなるアイデアの発露とはいえ、まさに現在、中国や韓国がやって顰蹙を買っているような事がらをこの日本のそれも手塚治虫というビッグネームまでもが無自覚に取り入れてはばからない時代だったということだ。また、「ユリシーズ」のほうも、この原本は「お宝鑑定団」で放送され、10万円の値がつけられたのを視たことがあります。「たのしい三年生」の別冊付録であるにもかかわらず、これまた美麗本が存在します。(こちらは美麗本が多く残っているのか、私は、国書刊行会から発行された復刻版も合わせて所有しています。)