「偏奇館漫忘録」

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政党支持率

以前、この欄に半ばやけくそ気味に書いた私の暴言に近い発言がものすごく正鵠を射ていた事が今日の朝日新聞の世論調査で裏付けられたカタチだ。その発言というのは「党首よりも党の体質に問題あり」というタイトルで5月8日にアップした記事だが。 要約するとこの国の人口の約半数を構成する女性がアホやから政権交代が進まないという内容の記事を選挙のずっと前に書いたのだがそれがかなり確度の高い事実であったことが証明されたような思いである。アホにはアホを統治する指導者が必要、それに見合う指導者を前面に出せという、これはまさに暴論であったのだが、言ってる意味はわかっていただけると思う。ある意味、強引な手法の小沢アレルギーに対する警戒心が政権交代を遅らせていたのかもしれないのだ。確かに指摘されている動きは、裏方に回って小沢色が交代すると同時に鳩山が浮上し、国民新党の亀井、社民の福島らとの連立が鮮明に印象付けられた後のうごきとも思えるのだ。女性の、それも特に70歳以上の女性の票に至っては選挙前と後で自民支持と民主支持が完全に逆転しているのだ。これをみると、おいおい、もっと早く、少なくとも選挙前には気付けよな、と言いたくなる。ま、善意に解釈すれば男は戦うステージに留意するが女は敷かれたレールを全力疾走することのみに留意すると言うことか。たく、政権交代がおばあちゃんたちに夢を与えた。彼女たちは一度捨てた恋人のもとには戻らないという。これまで政権にあった自民党と苦楽をともにしてきたばあちゃんたちが夫の定年とともに輝かなくなったつれあいを捨てて新たな道を歩み始めたというのだが。この尻軽ばあちゃんたちの投票行動そのものがこれまで恐れられてきた無党派層などという亡霊の正体だったのかもしれないと思うと野に下った自民党員も複雑な心境だろうけどね。