「偏奇館漫忘録」

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道ならぬ恋は身を焦す♪♪

 ○党はついに世論が反応する、禁断の新しい仕掛けを見つけてしまった。
人気の点で疑問符のつく総裁の首を、人気の点で申し分のない地方都市の知事と挿げ替えることで、政権の延命を図ろうという策で、ここは一番、猿芝居を打ってひとまず危機を乗り切り、いったん党勢さえ立て直せばこっちのもの、その後は官僚ジャブ漬け政治だろうが、道路財源使い放題政治だろうが、ころあいを見て、またぞろ復活しようとのハラであろう。そのための見せ掛けの交渉や、高いハードルを見せかけるジェスチャーマニフェストの提示など、後付でどうとでもなると思っているのだ。国民も舐められたものだが、まさに道ならぬ恋がまわりから後ろ指を差されたり、厳しく叱責されたりすればするほど、それに反比例してますます身を焦していくのにも似ている。もうこうなったら手は付けられません。あちこちで顰蹙を買いながらも、行き着くところまで行くんでしょうなぁ...。破れかぶれ解散ならぬ、こっちのほうはやぶれかぶれ八方破れもいいとこ、新手の無手勝流の動きと見た。しかし、一連の騒動の裏で、道路族の利権が絡んでいる事は見逃せない。いったい、党全体で何年も論議されてクリアできないことが、地方の一知事が一人入ったことでなんで一朝一夕に成るのかは疑問のあるところだが、そんなことよりも、人気とりの点では勝算は多分あるんでしょう。まさに、この程度の国民にこの程度の政府のサル知恵とはいえまいか。もし、党利党略のこういうことが罷り通るようなら、日本国民のおひとよし加減もここに極まれりの感がある。はたして、こんなんで通るんだろか。ま、これまた投票行動で半分の機能不全のある疑問符のつく国民のすることだからなぁ。勝てば官軍という諺がある。勝ち馬に乗るという諺もある。(今度の場合馬が人間に乗ってるんだが。ま、いっか。)
諺って便利だなぁ・・・・・。