「偏奇館漫忘録」

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頂上作戦


検察は自己の正当性が問われているために遅まきながら今度は一転して与党の議員にまで捜査を広げているような動きを見せている。いわゆる頂上作戦を取っているという世間の認識を得るためのジェスチャーだろう。しかしそもそもこの捜査を始めた動機が違うところにあるためにいかにもつけやいば的な捜査に終始してしまっている。つまり、はなから頂上作戦などではなく霞ヶ関の要請を受けて動いただけであることがばればれなだけに後付のアリバイ工作にいくら策を弄しても到底頂上作戦のような体裁にはならないのだ。そもそも今回のような献金疑惑のような事例は与党も野党もいきなり全廃すると都合が悪いものだから馴れ合いで抜け道を残してきたのであり、議論をしてもどこまでいっても見せ掛けだけの議論であり、それも今は企業献金だけが槍玉にあがっているがこれを企業団体という枠組みでやろうとすると議論そのものが成立するかどうかも怪しくなるといったふうに無意味で不毛な議論の積み重ねの歴史なのだ。だいたいこういう問題で犯罪性を問うこと自体土台無理な話である。