「偏奇館漫忘録」

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年金問題

今、国民を置き去りにした年金問題がとりわけ議員の未納問題だけ拡大されて論議され非常に矮小化されようとしている感がある。(もっともこれだって今の制度では税金が投入されて保護されている2階建てで議員年金がもらえる国会議員にとって国民年金などもらえなくたって関係ないので関心などないのが当然であり
うがった見方をすればそんな無駄金は払わないほうが節税ならぬ節年金になるぐらいのものだという捉え方だってできる制度上の大欠陥でもあるのだが・・・)自民党の議員がうっかりだということに重点を置いて弁明に努めているのはからくりがある。そっちに持っていけば問題がより矮小化されて幕引きが簡単だからだろう。これは与党の常套手段だといえる。より大きい問題があるのに関連の小さい問題に議論をすりかえて一部の議員に詰め腹を切らせて逃げ切るあの手法である。今日の某局のワイドショー番組「Sプロジェクト」では政府の高官がこれまでの年金政策はあやまりであるがそれを一からやり直していたのでは国会の議論が長引き税金が無駄に使われるのでとりあえず三党合意で法案を可決してからじっくりと改革を進めていくのだというのだがその中で、野党の議員からの追及を受けこれに対して、これまでの年金政策は間違いであることを認めた上で今の状態が真っ白なキャンバスに新たな政策を打ち立てていくのであれば問題ないのだがこれまでメチャクチャな絵の具でメチャクチャな絵が描かれているのだから。それをきれいな絵にするのは不可能なのでその絵の上からメチャクチャな絵でも描き続けながら少しづつにきれいな絵に仕上げていくのだ」というような事を言っていたが。これはまったくばかげた話である。現実的な話をすればそんなメチャクチャな絵を何十年も描き続けたような絵描きに今から絵がうまく書けるようになる見込みはなく即刻首にして早急に新しい描き手を探して欠かせるのが筋であろう。つまりその絵描きとは誰あろう社会保険庁であり。そこに国民は年金だけでなく
無駄な血税を注ぎ続けているのだこっちをとめるのが先決だろうが・・・。小泉さんはぶっ壊す先を間違えているのだ。この場合年金なんかに何の知識も持たない国会議員自民党議員なんかより知ってて私利私欲のためにメチャクチャをやっている社会保険庁の方をぶっ壊すべきなのだ。違うか?